2016/11/30

どこをとってもユニーク!ガウディの個性爆発のグエル公園

ガウディの発想の豊かさは、いったいどこから来るのでしょう?

まるで私たちが子供の頃、思い付きで絵に描いた楽しい遊び場を、そのまま実際の建物に再現したかのような場所。それがスペインバルセロナにあるグエル公園です。

公園と言っても、その言葉からイメージするよりも、実際は大きいです。公園内の地図を写真にとったものです。
中央にある、下が逆三角にとがったサークル状のところがグエル広場です。

Cocoruuたちはツアーで訪れたので、広場周辺しか見ていませんが、実際はこの地図にある、トゥリアス邸、ガウディ博物館、ゴルゴタの丘、旧グエル邸(現在は小学校)などもグエル公園に含まれます。

グエル公園は1984年にユネスコ世界遺産に登録されました。

時間がとれなければ、グエル広場とその周辺だけでも、とても見ごたえがありますよ!こちらが広場へと続く大階段です。
写真では分かりにくいのですが、階段の両側のタイルは、1度割って、それをジグゾーパズルのようにもとにつなぎあわせたもの。近くで見ると、そのひび割れがいい味出してます。

正面のギリシャ神殿のようなドーリア式の柱の上は、ベンチのある中央広場になっています。
このベンチは転落防止の柵も兼ねています。ここも粉砕されたタイルがとてもおしゃれです。タイルが粉砕されることで、ベンチの曲面に沿い、また、光が乱反射して芸術性も高まったといわれています。このカーブは人体にあわせて決められているんですよ。

このベンチのある広場のすぐ下の空間(ドーリア式柱の空間)では、市場が開かれることが想定されていました。(さきほどの大階段の写真の中央上の部分です。)

空間を広げるため、4本の柱が取り除かれました。天井に残った跡を隠すため、助手のジョジョールが手掛けたのが、この美しいコラージュ装飾です。
グエル公園=このカラフルなトカゲ!というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?市場へとつづく大階段の途中にあります。

写真スポットとして大人気!実はトカゲではなく、ドラゴン。ギリシャ神話の聖地を守護するピュートーンだという説もあります。
ちなみにこの水、どこからきていると思います?

中央広場に降った雨→(ろ過)→列柱の中→市場下の貯水槽→ドラゴンの口

というルートなんです。なんと、雨水を利用しているとは…すごいですね。

これまで紹介してきた広場に向かって立つと、右後ろにあるのが守衛小屋(門衛館)。
「わぁ、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家みたい!」と思ったのはCocoruuだけではないはず。実際、お菓子の家をイメージしたという説もあります。

広場入り口に立って左後ろにあるのが管理小屋(待合館)。
こちらは煙突がまるで塔のように突き出て、ますますユニークですね。内部も見学できますよ。内部はあまりはっきりおぼえていませんが、意外に普通だったような気がします。

ここに使われているタイルはプレキャスト製(別の場所でつくられた)のものを組み立てたものです。

道路に面している下部の構造です。角度の付いた柱も特徴的。この角度も、緻密な計算に基づいて決められているそう。レンガ造りに石張りで作られています。
他のエリアへとつながる陸橋の柱の部分も、よくみるとそれぞれデザインが異なっていて、見ていて飽きません。この陸橋は起伏に富んでいる土地の整備を減らすために考え出されたと言われています。

たくさんの木がありますが、ガイドさんの説明によれば、木を倒さずにつくられたそうです。陸橋自体も木と同化している感じがしますね。

こちらは柱がらせん状にねじれています。しかも柱の上部がふくらんでいて、とても特徴的ですね。

1つとして同じデザインがないのがすごいですね。
こちらの柱の1つは、頭に籠をのせた女性になっています。Cocoruuは気に入り、思わす写真を撮ってもらいました。
グエル公園は、1900年から14年の歳月をかけて作られました。

当初イギリスの庭園都市を意識してつくられた分譲住宅地でしたが、結局2区画しか売れず(しかも買ったのは建築主のグエイと設計者ガウディ)、公園として生まれ変わりました。

とてもユニークで楽しい公園ですが、実は色々と住みやすい工夫も施されているのは今回紹介した通りです。

現在グエル公園は、今回紹介したエリア(大階段、市場、中央広場など)は有料です。チケットの当日券は公園入口、地下鉄バイカルカ駅とレセップス駅の専用券売機で買えます。

入場制限があって、シーズン中は数時間待つこともあるそうで、公式サイト(parkguell.catで検索。中央上にあるCatalaをクリックするとEnglishが選べます。)でチケットの事前購入が出来るので購入しておく方が安心かもしれません。3か月前から購入出来ます。

有料ゾーンから無料ゾーンに一旦出ると戻れないので要注意です。

ちなみにガウディ博物館のあるエリアは無料ですが、入場は有料です。

公園ひとつとっても、見どころいっぱいの、ガウディの設計。サグラダ・ファミリアカサ・ミラカサ・バトリョなど、他の記事も書いているので、よろしかったらご覧ください。

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