2016/12/02

ガウディのカサ・ミラ-まるで岩山のような不思議な外観のわけは?

建物全体、屋上、バルコニー、すべてが曲線で構成されたユニークなガウディカサ・ミラ
外観はなんとも表現しがたい、不思議な曲線と地味めの色合いで構成されています。
工事の囲いが外されたとき、人々は表現を失ったとも言われ、その外観から、石切り場(ラ・ペドラ)という異名さえもちます。

人工の建物なのに、遠くから見ると、自然界の山に似ていると思われるかもしれません。

ガウディは出身地の聖山モンセラートやフランスのピレネーから着想を得、聖母マリアが座る台座をイメージしてカサ・ミラを設計しました。

屋上に上がると、煙突の傘がまるで仮面の怪人のよう。
屋上自体がすごくうねっていて、階段はあるけど、正直ちょっと歩きにくいです(^^;)

まるで子供の落書きのような、自由な着想の不思議空間。
給水塔などには、砕いたタイルや大理石がモザイク状にはりつけられています。

煙突の傘は、ちゃんと10分の1の模型が事前に作られたそうで、屋上ひとつとっても一切手抜きなしの徹底ぶりです。

入り口を入ってすぐのところは、Cocoruuにとって忘れられない空間です。
人工の建物なのに、まるで海岸で不思議な洞窟を見つけて入ったように幻想的だと思いませんか。

壁画や天井画はちょっと色あせているのですが、それが逆に壁や柱との一体感を高めています。

2階に上がる手すりは、鍛鉄(たんてつ)で出来ていて、変形のうずまきもようになっているのですが、この幻想的な空間に良く合っています。ちなみに鍛鉄とは、熱いうちに打ち鍛えて作った鉄のことです。

円形中庭につづく鉄の扉も、曲線で出来ています。

住宅部分は、一部が公開されています。

住宅部は意外に普通なのですが、外壁が曲線なため、部屋の中もユニークな形になっています。

また、当時のままではないかもしれませんが、家具もイメージにあったものが展示されていました。
このベッドは、ヘッドボードの形とバラの絵がすてきですね。
こちらのベンチは、近くに説明がかかれていて、詳しい内容は忘れたのですが、ガウディが日本をイメージしてデザインしたもので、梅がほどこされていると書かれていた気がします。
家具の展示については、Cocoruu達が観光した時と内容が変わっているかもしれません。

建設された当時は2階が住居、3~6階は賃貸住宅として使われていたのですが、天井は波のようにうねっていて、とても特徴的です。ここでも曲線がとりいれられています。

屋根裏は、レンガ造りのアーチがいくつも連続した構造で、現在はガウディの全作品を紹介した展示場になっています。

Cocoruu達が行ったときには、これ以外に特別展示もされていました。

世界遺産に指定されているカサ・ミラ。工期は1906-1910年で、建築主はルゼーサジモン夫人ですが、意見のくいちがいから、途中でガウディと関係が悪化。助手たちが完成させたそうです。

あまり時間がとれず、駆け足で見たのですが、それでもガウディの建築の魅力が存分に伝わってきました。

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