2017/04/10

モンセラート-巨大な奇岩とそこにたたずむ修道院。ガウディの発想の源はここに!

スペインカタルーニャ地方モンセラート

見れば見るほど不思議な形の岩と、それらに囲まれるようにひっそりとたたずむ修道院の対比が魅力的な町です。

この奇岩を真下から見上げると、巨人の像のようで、すごい迫力なんです。
とても自然に出来たとは思えないですよね。
アントニオ・ガウディはカタルーニャ地方出身であり、この地を何度も訪れました。

それはこの山が、聖山であり、多くの人の信仰対象であったからなんですが、それだけではなく、ここにある奇岩が、彼の数々の建築の発想の元になったと言われています。

モンセラートにある修道院は、じっくり見てまわるには、ちょうどいい大きさです。
こちらは教会堂へと続く中庭ですが、装飾が凝っていて、美しいです。
教会堂の祭壇の上の方には、黒いマリア像が祀られています。マリア像は、12世紀に羊飼いが洞窟で発見したとされています。この像のそばにある金のモザイク画もとても美しいです。
ここでは通常13:00(日・祝は11:00。土や夏期、クリスマス、年末年始などは休み)から、少年合唱隊(エスコラニア)の美しい歌声を聴くことが出来、マリア像と並んでよく知られています。

その他の見どころ

・モンセラート美術館
ピカソやダリ、ミロなどの絵画やミイラまで展示されています。

・展望台と洞窟
ケーブルカーに乗り、サン・ジュアンの展望台まで上ると、奇岩の山々を見渡せます。ここから20分ぐらい歩くと、黒いマリア像が発見された洞窟へ行くことが出来、そこにはマリア像の複製が祀られています。

モンセラートへのアクセス
スペイン広場(ここへは地下鉄エスパーにゃ駅が最寄り)から出ているカタルーニャ鉄道のR5番線、マンレザ行きに乗り、モニストラール・デ・モンセラート駅(Monistrol de Monserrat)にて登山鉄道(山岳鉄道)に乗り換え、モンセラート駅へ。

Cocoruu達は上記のルートでアクセスしましたが、Monserrat-Aeri駅まで行き、ロープウェイに乗るルートもあります。往復割引や、ケーブルカーとセットになっているチケットもあるようですので、カタルーニャ鉄道で聞いてみるといいと思います。

ツアーの自由行動日に、半日を使って訪れたので(よくばってバルセロナ観光もしたかったので、モンセラートは早朝~午前中にかけて観光しました)、美術館や展望台、洞窟には行っていませんが、みやげ物屋さんやカフェもあるので、のんびり一日過ごすのも素敵だと思います。

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