2016/08/19

恐るべし!エアーズロックの砂漠気候

オーストラリアはとにかく広いです!いくつも気候帯があります。
ちなみにエアーズロックは、砂漠気候です。
どんな感じかというと、木炭サウナの中のような感じです。スチームサウナの中ではありません!

木炭サウナ!!カリカリに乾燥し、すべてのものが蒸発していき、気が遠くなるような暑さです。空気もその暑さでゆらめいているようです(これはイメージですが)。

ちょっとだけ、泊まった宿(Cocoruuたちは予算の関係もあってスピニフェクス・ロッジにしました)からショップを見に行ったのですが、二人とものぼせてヨレヨレに。

一応古いエアコンはあり、部屋は涼しいのですが、身体の内部から体温が上がり、元に戻るまでしばらくかかりました。こんな体験は初めて。なんか命の危険を感じるような気候です。

参加したAATkingsのツアーでは、ストラップ付き水筒を貸してくれ、バスに積んだ冷たい水を補充させてくれました。

初日のオルガ岩群ウォークでは、インストラクターさんが、このペースで水を飲んでねって感じで、最初は声をかけてくれました。

(Cocoruuが参加した当時の情報です。水サービスがあるかは、ご確認ください。なければ自分でたくさん持参すること。エアーズロックやキングスキャニオン、オルガ岩群についてしまうと、ショップなどは何もありませんのでご注意を。)

すごいことに、いくらでも水が飲めてしまいます。500mlなど、あっというまになくなります。体が求めているんです。腕の表面などはさらさらなので、汗をかいていないのかな、と思うほどです。

しかし、背中とリュックの間はわずかに湿っているんです。つまりかいた汗が、すごい勢いで蒸発しているということ。恐るべし砂漠気候!旅の土産に、この砂漠気候体験はいかがですか(^o^;)

この気候の中で、ろくに普段運動もしていないのに、3日連続でオルガ岩群・エアーズロック・キングスキャニオンのウォーク&登頂は、今思えば大胆な考えでした。

幸い(?)にもエアーズロックは気温が高すぎて、登頂禁止で周囲のウォークになったので、キングスキャニオンに登る体力がのこっていました。(既に記事に書いていますので、よろしかったらご覧ください)

ちなみに、このエリアだけに関して言えば、可能ならもう少し時期をずらして旅行した方が、気温も低いです。Cocoruuたちはこの時期しかとれなかったので、仕方がなかったのですが。

以前紹介した「カンガルー島・エアーズロック・カカドゥ国立公園を訪れるルート」の旅行時には、3つの気候帯を経験しました。12月末~1月にかけて旅行しましたが、

アデレード(カンガルー島)→地中海性気候

現地の人によれば、何年ぶり、というくらいの涼しさでした。Cocoruuは薄手の長袖にカーデガン、綿パンというスタイルでしたが、寒くて大変でした。

友人は、(日本が冬だったので)フリースを持ってきていたのですが、「カンガルー島でこんなに活躍するとは…」といっていました。

アリススプリングス(エアーズロック)→砂漠気候
すでに記述した通りです。

ダーウィン(カカドゥ国立公園)→熱帯気候
こちらは蒸し蒸しと、日本の夏って感じの気候でした。砂漠気候と違い、命の危険は感じません。雨季の前半にあたる時期でしたが、あまり観光には支障はなく、また増水しすぎて困ることもありませんでした。

ガイドブックに載ってはいますが、最高・最低気温なども「平均の」最高・最低気温なので、実際旅行してみると大きく違うこともあります。気温の変動に対応しやすい服装を準備された方が良いかと思います。

よかったらぜひシェアをお願いします。